幹事:佐々木 健 東京大学
時計エネルギー調査研究分科会は、多機能化され、高度な情報機器として位置づけられるようになってきた時計に要求される電源の新しい要求仕様を調査することを目的として設置されている。2009年度の活動は2008年度の活動を継承し、引き続き次に示す2つの大きなテーマを中心に調査研究を進める。
具体的な活動計画は2ヶ月に1回程度の研究会を開催して調査結果の報告と議論を重ねると共に、電池メーカーの技術者を招待して話を聞く機会を設けるなど、より具体的な議論を進めることである。最終的には本学会の調査研究分科会として電池メーカーに提案できるような時計用二次電池の要求仕様を纏めることを目標としている。
幹事:今江 理人 産業技術総合研究所
年間3〜4回の全体会合を開催し、各委員から検討事項に関する報告や議論・考察を行い、調査研究の方向性を検討する。主な調査事項は、チップスケール原子時計に関する国内外の研究開発動向調査、同原子時計の応用分野に関する調査で、提起された課題に応じ、適宜サブワーキンググループなどを構成し、より深い調査研究を行なう。また、小型原子時計開発に関して見学会などを開催し、当該分科会委員の相互理解に寄与する。
幹事:木村 南 東京工業高等専門学校
アナログクォーツ時計はメカトロニクス製品としてのパイオニア的存在であり、希土類磁石ステッピングモータ、液晶等表示体、各種センサの組み込み、表面実装技術など多くの生産技術上の開発がなされてきた。また機械式時計が高付加価値製品として脚光を浴びているが、熟練技術の伝承については各社共通の課題でもある。本分科会ではメカトロニクス機器としての生産技術や精密加工技術、鏡面研摩、機械式時計の分解・組立て・調整技術にも焦点をあてていく。そこで年間3〜4回の分科会を開催し、マイクロメカトロニクス学術講演会で講演された時計ものづくり事例について、発表者らを講師として招待し調査を行う。将来的には「時計ものづくり」のハンドブックとしてまとめることを目標とする。