2001年見学会のご案内

日時
2001年11月2日(金)13:00〜15:00
見学先
ものつくり大学
〒361-0038 埼玉県行田市前谷333番地
内容
理論と技能の両面からものづくりを担う人材の育成を理念として、本年4月に開学した、ものつくり大学(梅原猛 総長)の紹介と施設見学。

資料(http://www.iot.ac.jp/より)

■基本理念
1) ものづくりに直結する実技・実務教育の重視
2) 技能と科学・経済・技術・芸術・環境とを連結する教育研究の重視
3) 時代と社会からの要請に適合する教育研究の重視
4) 自発性・独創性・協調性をもった人間性豊かな教育の重視
5) ものづくり現場での統率力や起業力を養うマネジメント教育の重視
6) 技能・科学技術・社会経済のグローバル化に対応できる国際性の重視

■小渕前首相の言葉
小渕前首相は2000年年初の施政方針演説で『ものつくり大学』の設立を取りあげられました。こうしてこれからの日本の発展にとって、科学技術の進歩やものづくりの大切さを再確認されました。 「わが国の経済を支えてきた『ものづくり』の大切さを深く認識し、『ものつくり大学』の設立を始め、その基盤強化を進めていきます。」
平成12年1月28日

ものつくり大学の特色
■日本初、テクノロジスト育成のための大学
テクノロジスト[technologist]とは? ものづくりに必要な理論的知識とそれを実現できる技能を兼ね備え、企業家としての自己実現をできるひと。世界の経営学の第一人者ピーター・ドラッカー教授は、アメリカが発展したのはテクノロジストを社会的に高く評価してきたからであると言っています。これからの日本においても、テクノロジストが企業経営のパートナーとしての地位を約束されるようになるといっています。 なお、本大学の英文名 Institute of Technologists はドラッカー教授の命名によるものです。

■教育の特色
1) 最新の技能を磨きます。
自らの創意工夫で実際にものづくりができるよう応援します。現在の工科系大学では、先端研究の追究や、解析、分析、シミュレーションに特化して、ものづくりに不可欠な技能の追究から遊離しつつあります。ものつくり大学では、先端研究を行うと同時に現場の知恵をものづくりとその経営に反映させ、現場の統括ができる人材、企業の後継者、起業家を育成します。授業の半分以上は実験・習を行います。教室で授業を受けたり、ものつくり工房で自由なものづくりを体験したり、中身の濃いキャンパス・ライフが待っています。

2) 理論と実践を学びます。
理論の裏付けといろいろな技能を組み合わせて相乗効果を追究します。こうして他の大学では味わえないものづくりの体験の醍醐味を伝えます。仲間と競争し、協力しながら新しい技能の創造にチャレンジしてください。キミのがんばりと喜びが、やがて技能者の社会的ステータスの向上、ものづくりの復権に寄与します。

3) 現場の体験を重視します。
キミにはものつくり大学でしか体験できない意外な出会いが約束されています。産業界のニーズをアップトゥデートにカリキュラムへ反映させ、インターンシップ制の導入による産業現場での実習を行います。さらに、産業界からのメンバーを交えた評価委員会により、がんばったキミの職業能力評価を公正に行います。

4) 個性にあったコースを選択できます。
1、2学年は実際にものをつくることから始め、ものづくりに関する基礎教科と基礎実習を修得します。3、4学年では履修モデルコースを参考に専門分野を選択し技能工芸と関連する知識を習得します。この間、2-3学年で1回目のインターンシップを実施し、実際の現場を体験することで自分の適性に見合った進路の設定ができるようにします。4学年では2回目のインターンシップを行い、各人の専門分野に必要な技能の修得レベルを確認し、卒業後にすぐに実践できる技能技術を磨きます。

5) 第一線の現場から教授陣を招聘します。
学理に秀でた研究者だけではなく、企業の第一線で活躍する技能技術者を専任教員や客員教授として迎えます。これらの技能技術者と研究者とがチームを構成して座学・演習と実習・実験を有機的に関連づけて教育を行います。特に、ものづくりの実力を養うため、一日の課程のうち半分は他の大学では体験できない実習・実験にあてます。
集合
13時20分までに現地にご集合ください。
交通
JR高崎線吹上駅から
徒歩10〜15分。
朝日バス佐間経由行田車庫行または行田工業団地行3〜5分、 “ものつくり大学入口”下車。
朝日バス前谷経由行田車庫行3〜5分、“ものつくり大学”下車。

吹上駅までのアクセス
上野駅から高崎線約1時間。
池袋駅から埼京線経由約1時間。(快速電車は停車しませんので、2駅手前の鴻巣駅でお乗換えください。)
参加費
無料
参加資格
(社)日本時計学会正会員、賛助会員、学生会員
申込先
増田純夫 ジェコー(株)開発部
E-mail:s-masuda@jeco.co.jp
TEL:048-556-7115 FAX:048-553-3572
〒361-8511 行田市富士見町1-4-1
申込方法
氏名、勤務先、連絡先(所属部署、メールアドレス、電話番号等)を明記し、Email、ファクシミリまたは葉書にて上記宛ご連絡ください。
締め切り
2001年10月19日(金)(ただし、定員30名に達した場合にはお断りする場合がございますので、お早めに申し込みください。)

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